【中国】「1カ月食べ放題」の激辛料理店、客殺到で閉店 四川省

https://www.cnn.co.jp/m/fringe/35121399.html

「1カ月食べ放題」の激辛料理店、客殺到で閉店 中国四川省

2018.06.25 Mon posted at 13:03 JST
(CNN) 中国南西部の四川省で激辛料理の1カ月食べ放題を売りにしたレストランが、客が殺到しすぎて膨大な赤字が膨らみ、1カ月ももたずに閉店する羽目になった。

同店は昨年12月、四川省成都に開業したが、客足が振るわなかったため、今年6月1日から食べ放題のメニューを導入。120人民元(約2000円)を払って会員になれば、1カ月間、好きなだけ激辛料理を食べられるようにした。

経営者の1人は地元紙の取材に対し、このキャンペーンは大成功を収め、毎日500人以上の客が来店するようになったと振り返る。店の前には開店3時間前の午前8時ごろから行列ができ始め、11日までの売り上げは160万円を超えた。

しかし赤字も膨らんで830万円を超え、翌日には「緊急通知」の張り紙を出して一時閉店を告知する事態に。

「赤字が出ることは分かっていたが、常連客を獲得できればと思った」と経営者は打ち明ける。

だが問題は、会員カードの使い回しを禁じるルールを無視して、1枚のカードを複数で共有する客が続出したことにあったようだ。

ウエイターによれば、客の中には巨大な容器を持ってきて、飲食をした上に料理を持ち帰る人もいたという。

一時閉店の通知では、営業を再開した際には(もし再開することがあれば)、会員カードの持ち主には割引料金を適用すると説明。それでも不満がある客には少額を払い戻す予定だとしている。

激辛料理の食べ放題について、ソーシャルメディア上では、驚きの声も出ていた。ある人物は「30日間の食べ放題がわずか120元。1回4元。これで閉店にならなかったら、謎だ」と投稿した。

「社会の倫理的な水準を調べているのか、あるいは、自分のIQが低いことを示しているのか」といった投稿もあった。

店の張り紙を見て閉店を知った利用者の1人は「正直にいって、料理の味は悪くなかった。1カ月わずか120元で、さまざまな食材から選ぶことができたのに」と肩を落とした。


激辛料理の1カ月食べ放題を売りにした中国のレストランが、客の殺到により閉店した
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