【栃木女児殺害】「無罪しかない」判決を控え勝俣被告。「検事に責められ、自分が犯人だと思い込まされた」「証拠もないのに不思議」

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180730-00000015-jij-soci

「正しい判断をしてくれると思う」。

控訴審判決を前に、勝又拓哉被告(36)が東京拘置所で接見に応じた。緊張からよく眠れない日が続くという勝又被告。
間もなく言い渡される判決について、「無罪しかない」と断言した。

26日午前、ノートを手に面会室に姿を見せた勝又被告は、赤の半袖Tシャツに黒の短パン姿で席に着いた。
逮捕時と比べ、幾分ふっくらして見える。接見は15分間。記者の目を見ながら、表情はほぼ変えず、ゆっくりとした口調で質問に答えた。

勝又被告が別事件で逮捕されたのは、2014年1月。これまでの4年半を「ひたすら我慢の日々」と振り返り、
「早くここから出してもらいたい。それに尽きる」とかみしめるように話す。

捜査段階で自白した経緯について問うと、「検事に責められ、自分が犯人だと思い込まされた」。
今では「自分でも何で自白したのか、当時の気持ちは理解できない」と言う。公判では一貫して無罪を主張したが、
一審宇都宮地裁無期懲役を言い渡した。「証拠もないのに不思議。納得できなかった」と声を荒らげた。

8月3日に東京高裁で予定される判決には、「期待で胸がいっぱい。無罪しかない」と言い切る。無罪が出たら、
逮捕後に亡くなった祖母の墓前に「真実が明らかになったよ、と報告したい」と語った勝又被告。
有罪の場合は「すぐに上告し、最高裁まで闘って絶対に無罪を勝ち取る」と語気を強めた。

事件について思うことを尋ねた。しばらく考え、「被害者がかわいそうだとは思うけど、やってないから、掛ける言葉はない。
僕も被害者の一人」。一言一言、言い聞かせるように語った。